こんばんは、ユウヤです。
今日は15日なので今日までが
お盆休みと言う方が多いのではないでしょうか。
残念ながら生憎の台風の接近で天気も崩れているので
アウトドアを予定されていた方には残念なお盆になりそうです。
しかし街を散策するには風もあり日も陰っているので、
かなり良い日ではないでしょうか。
そんな今日はお盆用に投入したスペシャルなTシャツを。
1970's " ED DONOHUE "
TIE DYE T-SHIRTS
SIZE : XL
1965年に結成された伝説のバンド、GRATEFUL DEAD(グレイトフルデッド)。
そのバンドを追いかけ続けた熱狂的なファンはデッドヘッズと呼ばれ、
バンドが解散した今でも活動を続けています。
このTシャツを作成したエド・ドナヒューもそんなデッドヘッズの一人。
東海岸のデッドヘッドであったエドは
当時、ライブ会場の駐車場でグレイトフルデッドのブートTシャツを販売していました。
それが今日ご紹介するTシャツです。
それまで欲しければ自分で染めるということが当たり前だったタイダイTシャツを
初めて販売した人物がこのエド・ドナヒュー。
当時としては革新的なそのアイディアから
『タイダイTシャツ販売のパイオニア』とも呼ばれています。
勿論、機械による染色など無かった時代ですので
一点一点がエドの手染め。
全てのアイテムが一点物と言う事がこの作品のレアリティを更に上げ、
アメリカ本国でも常にプレミア価格で取引されています。
この事は『MY FREEDAMN!4』にも事細かく書かれており、
同じく東海岸出身のロブ・ブリートステインも彼のことを高く評価しています。
多くのグレイトフルデッドのファンを魅了した
エドのタイダイTシャツは
その後80年代にはライブのパーキングから姿を消したとされています。
それにより更にその希少性が増しています。
さて、それではTシャツのディティールを見ていきましょう。
ボディはHanesの70年代ごろに多く見られる物。
コットン100%。
サイズは嬉しいXLです。
パープルをベースに、
まるで波紋が広がるように染められた美しいデザイン。
中央には『Skeleton at the Lake』と呼ばれる
夜の湖畔に佇むガイコツが両手を広げ、歌を歌っている(?)デザイン。
薔薇の花輪を持っていることからスカル&ローズをモチーフにした物だと想定されます。
グレイトフルデッドのTシャツの中でも定番の組み合わせ。
何色ものカラーを重ねて細部にまでこだわった絵。
水面に反射する月光までしっかりと表現されています。
コピーライトにはED DONOHUEと1979の文字。
微妙にプリントがずれているところも良いアジですね。
サイドステッチがない丸胴仕様なのもこの年代の特徴。
バック。
360°どこから見てもカッコいいと思える
素晴らしい染めです。
勿論袖、裾はシングルステッチ。
ヴィンテージのTシャツなので
汚れや小さなホールはあるものの、
まだまだ問題なく着用していただけるコンディションです。
Price : \29,800(tax in)
今後、中々お目にかかれないかなりレアなバンドTシャツ。
流行り廃り関係なく、
間違いなく良いプリント、配色。
コレクターの方はもちろんですが
単純にカッコいいと思えた方には是非検討していただきたい一着です。
この機会に是非。